田舎deワーママ 子育てライフ

2015年10月に33歳で女の子を出産した新米ワーママの田舎で子育て、育児日記です!

混合で育ててます ②乳首をくわえられるようになるまで

混合栄養で育てている経緯をまとめています。

はじめて授乳をしたときの模様はこちら。

 

satopichio.hatenablog.com

 

 

初回から母乳育児にくじけつつあったのですが、とにかくこれは慣れていないからだ…と自分に言い聞かせ、2回目、3回目の授乳にチャレンジしていきました。

しかし、ほっぺちゃんはやはり咥えることもできず、うまくいかなくて、ただただ泣くばかり。

母子同室の完全個室だったのですが、うまくいかなくても、部屋を出て行って、どうすればよいのか聞けなくて。その頃は帝王切開の傷が痛くて、歩くのが苦痛で、できるだけ動きたくないというのもありました。

助産師さんや看護婦さんは「どう?大丈夫?」とたまに声をかけてくれはしたものの、忙しそうにしていたので、あんまり質問もできず。今考えると、もっと質問したりすればよかったのですが、何をどう聞けば改善するかもわかりませんでした。

 

当時の育児日記を読み返すと、毎回の授乳時間1分とか5分とか書いてありますが、5分も乳首をくわえ続けたことなかったと思います。病院では10分と指導されてましたが、乳首をくわえることさえできないほっぺちゃんは産院にいる間はほとんど飲めていませんでした。

 

体重計で授乳量をはかることが入院中に3回ありましたが、1回目も2回目もゼロ。退院前日、親切な助産師さんがつきっきりで指導してくれた最後の3回目の時だけ、5g増えていて、とても嬉しかったことを今でも覚えています。

 

助産師さんの力を借りて、ぐっとほっぺちゃんを乳首に押し付けて、はじめておっぱいを少しだけ吸ってもらうことができたのです。

でも、どうもこのやり方はほっぺちゃんは苦しそうだし、咥えられるようのは一か八か感があって安定していないし、その間中ずっとほっぺちゃんは泣き続けているしで、コツをつかめずにいました。

 

当時入院していたまわりのお母さんたちはなぜかみなさん2人目出産の方ばかりだったので、母乳のことを心配している人はいなくて、あんまり聞けず。。

どうしよう、どうすればいいんだろうと焦りばかりが募りました。

産院に遊びに来てくれた会社の同僚の方に、いつぐらいに母乳育児に慣れた?と聞いたら、「3日目くらいかなー」とさらっと返されて、ますます落ち込むという悪循環。

 

まったくもって、母乳育児にこだわりがなかったはずの自分が、どっぷりと母乳の負のスパイラルに嵌まって産院を退院することになりました。

 

いろいろ検索して、頻回授乳させましょうやおっぱいマッサージしましょうなどと書かれていても、そもそもくわえられないから、何度やっても一滴も飲めないから、仕方なく哺乳瓶でミルクをやる毎日。

でも、哺乳瓶に慣れてしまうと、おかあさんのおっぱいを嫌がるようになります、と書いてあると、それも怖くて、次の授乳の時は、ミルクなしで頑張ろうと心に決めても、やっぱりうまく咥えられなくて、ほっぺちゃんは大号泣。

あまりにもかわいそうで、結局哺乳瓶でミルクをあげて、後悔。

 

産後、1~2週間は毎回授乳が嫌で嫌でたまりませんでした。

 

実家に帰っていたのですが、母やまわりのおばさん(母の姉たち)から「ミルクは大変だし、母体のためにも母乳のほうがいい!」と聞くと、やっぱり母乳のほうがいいんだ!と思い、

オットから「兄貴のお嫁さんの時は、スパルタ産院で産んで、母乳は絶対出ます!と言われて、ミルクは一滴もあげられなかったんだって」という話を聞くと、お義母さんからその話を聞いたんだ…絶対でるはずの母乳をあげず、ミルクをあげている私のことを努力不足と思われているかもしれない、と落ち込み、

育児本の”母乳にはこんなにメリットあります!”と書かれているのを読んで、世の中の母親はみんな母乳で育てているんだ!と思い込みました。

 

今では、母やおばさんたちの言っていることは間違ってはいないけど、すべてではないと思えるし、オットもお義母さんも努力不足だと思ってはいない(はずだ)し、育児本は一つの情報として捉えればいいだけの話だと考えられるのですが、当時はそんな軽く考えらず、今でもあの時の心境を考えると、心がざわざわします。

 

そんな私とほっぺちゃんが乳首をくわえられるようになったきっかけは、出産おめでとうメールをくれた4歳&0歳の子供がいる友人に、何気なく母乳がうまくあげられないと送ったメールの返信でした。

「乳頭保護器試してみた?」と書かれていたのです。

 

そう。

ほっぺちゃんは口が大きくあかず、私の乳首がうまく口におさまりきらなかったので、「咥え込む」ことができていなかったんですね。

だから、乳頭保護器で咥えやすい乳首にしてみたら?という提案だったんです。

※乳頭保護器はそのためのものではありませんが。

 

さっそくピジョンの乳頭保護器を買ってきて、試してみたところ、なんと!チューチュー吸い出したんです!!

 

ピジョン 乳頭保護器 授乳用 ソフトタイプ Mサイズ

ピジョン 乳頭保護器 授乳用 ソフトタイプ Mサイズ

 

 

 

あの時の興奮と感動は忘れられません(大げさ・笑)

 

持つべきものは友達だなぁと深く深く感謝しました。

こうして産後2週間目にして、ようやく泣かれずに乳首をくわえるというところまできたのです。

 

まだ、つづく。

 

 

子育てブログをカテゴリごとにランキング形式で紹介しているサイトです♪ ※当ブログも登録中! 

にほんブログ村 子育てブログ 2015年4月~16年3月生まれの子へ にほんブログ村 子育てブログ 一人目育児へ